あしたのもと(御糸さち)
お疲れ様です!
もう何巡目だか分かりませんが、この度も私がトップバッターを務めます。
今回のお題は「調味料」。
お題を決める会議の時に、目の前に味の素の小瓶があったからです。
味の素。
これね、長いあいだ使い方がよく分からなかったんですよ。
料理をするようになってから十数年経ちますが、数年前までの印象は「こち亀の両さんがご飯にかけて食べてたやつ」であり「織田裕二さんの映画(タイトルは忘れた)で異国へ行った時に現地の方から日本語の挨拶として話しかけられた言葉」であり、直接の評価としては「料理に入れても特に味が変わった気はしないし、一体何者なんだ…?」でした。そう、私は味の違いが分からないヒューマン。こまけえこたあいいんだよ!
そんな私が味の素のヘビーユーザーになったきっかけは、葛飾区は京成立石駅のほど近くにある「鳥房 (とりふさ)」というお店です。
若鳥唐揚が人気の鳥房、30席もない店内はいつも満員だそう。
満員だそう──と伝聞なのは、私自身はこのお店に入ったことがないため。あくまでも食べログの情報です。
喫煙上等の居酒屋は、お酒を飲まず煙草が苦手な私には難しいお店だったので…ただ、現在は全席禁煙になっていることをたった今知りました。食べログで。
こちらのお店は若鳥唐揚に限りテイクアウトでの販売もしておりまして、店頭で鳥を揚げている様子を見ることが出来ます。
評判の唐揚げを是非とも食べてみたい、でもお店に入るのは難しそう……という私にはもってこいのシステムだと、喜び勇んで購入に向かったのが数年前のことでした。
「若鳥唐揚」と名付けられてはいるものの、その実態は素揚げです。鶏の半身を豪快に素揚げして、豪快に白い粉を振り撒き、もう一度豪快に白い粉を振り掛ける。これで完成。
そう、その白い粉こそが、食塩と、(おそらく)味の素(ではないかと私は思ったの)です!(※確認したわけではないので真相は不明)
油で揚げて塩と味の素を振っただけの鶏肉が、こんなに美味しいなんて…。
私はその日から「塩と味の素ふっときゃいいんだよ!」という気持ちで炊事に臨むようになりました。
こまけえこたあ!いいんだよ!!
湯気の立つ揚げじゃがいもに塩をふるふれふれとどけ明日の私へ
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